Skip to content →

逆梁工法の長所短所を理解してマンション選びに役立てる

逆梁工法の長所短所を理解してマンション選びに役立てる

逆梁工法のメリットは天井の出っ張りが無くせること

逆梁工法(ぎゃくばりこうほう)とは、マンションや建物で柱や梁などのフレームを室外に出すアウトポール建築設計のうち、特に梁に関して用いる工法のことです。
中層マンションなどに多いRC(鉄筋コンクリート)造では柱と梁だけで建物を支えるラーメン構造をしていることが一般的ですが、このラーメン構造では、通常柱や梁などが室内側に出っ張ってしまうために、室内に柱の分のデッドスペースができてしまいます。
このデッドスペースをなくすために、特に梁の出っ張りをなくすことを逆梁工法というわけです。
より具体的には、通常コンクリートスラブの下にある梁を、スラブの上に配置します。
逆梁工法の逆とはこのことに由来しています。

逆梁工法は、天井面にある梁の出っ張りをなくすことが主な長所です。
天井面にある梁の出っ張りがなくなることで、照明の当たる範囲を広くでき、より明るく開放感のあるデザインが期待できます。
また通常窓の大きさは梁によって制限されているので、逆梁工法によって窓を大きくできるという利点もあります。
大きな窓を設置し、景色のよい清々しく快適なリビングルーム作りに役立ちます。

逆梁工法はバルコニーが狭くなるだけでなく耐震性が低下する欠点がある

逆梁工法には短所もあります。
前述の理由により窓際のリビングルームに適用されることが多いので、その分の梁がバルコニーに出っ張ってしまうのです。
そのためにバルコニーが狭くなってしまいます。
また構造上、梁はスラブの下にあった方が丈夫であると考えられていますので、耐震性能に悪影響を及ぼす可能性があります。
また工事費用が高くなるのも短所の1つです。


関連するレポート

Published in マンションの選び方